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 「キラキラと輝く人」。ごうさんとお会いした時の第一印象です。顔立ちや立ち居振る舞いだけでなく、ごうさんが動くたびに、笑うたびに、キラキラとした粒子が溢れ出て舞い散る感じ。ひとり息子・勇歩くんのママとして、多くの人に元気の種をふりまくラジオパーソナリティとして、数多くのタレントを育成しプロデュースする社長として、そして…人と人とを繋ぐ「出逢い」のスペシャリストとして、ごうさんの毎日は目まぐるしく動いています。「ごうまなみ」さんという、煌めく女性を創りあげているのは、まさに八面六臂ともいうべき多彩で多忙な毎日なのかもしれません。愛情深く大らかでパワフル。ごうさんが「キラキラ」輝く秘密を直撃です!

ごう まなみ さんプロフィール

1967年、長崎市生まれ。長崎純心女子短期大学卒業。
地元テレビ局の契約社員を経て、1992年から、フリーのパーソナリティーとして活躍。
2004年、タレント事務所「Lip marks.」設立。
2006年、ICAインターナショナルキャリアアカデミー認定 「魅力学インストラクター」
2007年、「green bird」長崎チーム代表。

 ごうさんを語る上で欠かせないのは「母親・ごうまなみ」という側面。高校一年生のひとり息子・勇歩くんは、「五番染色体異常」という重い障がいと共にこの世に生まれました。

 「勇歩を生んだのが27歳の時。生むまでは、どのお母さんもそうでしょうけど、子どもが生まれたらアレをしよう、こう育てよう、大人になったら何をさせよう…なんて夢でいっぱい!それが4ヶ月検診の時に初めてハンディキャップがあることを知って、正直「死にたい」とすら思っていました。障がいのある息子が可哀想、その母親である私も可哀想、私たち親子なんて生きている意味ないんじゃないか?そんな思考に陥ってしまっていて。今にして思うと、間違った選択をしそうになったのは、私が何も「知らなった」から。障がいのことも、障がいを持つ子どもやその親御さんたちが、どんな風にがんばっているのかも知らずに、落ち込んでいたんですね。無知というのは時に「罪」を作ることになるんだ、ということを知りました。そんな毎日の中で、同じように障がいを持つ子どものお母さんたちと出会って、考え方が変わっていったんです。どのお母さんたちも生き生きと輝いていて、決して現実を悲観したりしていない。そういう姿を見ているうちに、私は私のまま、何も変わらず勇歩と生きていけばいいんだな…と、すごく楽になりました。「なんとかなるさ!」というよりも、「なんとかするさ!」って」。
子どもはきっと「輝いているママ」が好き

 「私ね、母親という部分にだけスポットを当てて考えると、決して「良い母親」ではないと思うんです(笑)。100%、子育てだけに集中していたら、もしかしたら今のような気持ちにはなれていなかったかも。仕事があったからこそ、どうにかバランスが保てたんじゃないか、と思います。子育てに悩んでいる方に言いたいのは、「遠慮せずに人の手を借りなさい」ということ。おじいちゃん、おばあちゃんはもちろん保育所や一時預かり、行政のサービスなど、使えるものはどんどん使っていいんだよ、と。子どもにかかりきりで、自分がすり減ってしまうのはもったいないですよ。子どもはお母さんを見て育ちます。だったら子どものためにも、心に余裕をもって、キラキラ輝くお母さんでいてほしい。もちろん子育てはたくさんのことが学べる本当に素晴らしい経験です。それを「楽しむ」ためにも、自分らしく過ごせる時間を持ってほしいと思います。私にとってはそれが「仕事」だったのかな」。

 ごうさんが経験してきた日々は、きっと私たちの想像をはるかに超える苦しさ、辛さがあったはず。なのに、その時代の話をするごうさんの表情は晴れやかで、「大変だった日々」を慈しんでいるようにも見えます。どんな逆境の中でも決してうなだれず、前だけを向いてまっすぐに歩く強さ、ごうさんの「キラキラ」の源はそこにあるのかもしれません。

 「30歳の時に離婚。ダンナさんと私の間で、勇歩のことで言い争うことが増えてきて。2人とも勇歩を想う気持ちは同じなのに、育て方に対する考えが違ったんですね。一緒にいることでお互いを傷つけ合うくらいなら…という、前向きな離婚でした。離婚後、勇歩との時間をもっと作りたい!と、フリーのお仕事を辞めてスポーツクラブのインストラクターに転身!そしたら…そこにラジオ局の方が通って来られてて、たまたまパーソナリティを探していると。不思議ですよね〜。辞めたはずの世界から声がかかって、ラジオのパーソナリティとして復帰することになったんです。2年目からお昼の帯番組を持たせていただいていたのですが、ラジオって実は一番コワいメディア。「声」だけだからこそ、感情をのせて伝えることができる!だから私はラジオが大好きなんですよ。取り繕ったり、飾ったりしても、リスナーの皆さんには全部お見通し。こちらの心を裸にしなければ、リスナーの方に本当の想いは届かない、そう気づいたんです。それである時、ディレクターさんに「自分のことを話したい」と相談して、勇歩のこと、離婚のこと、すべてあるがままにお話をさせていただくようになりました。最初の頃こそ、目立った反響はなかったのですが、だんだんと同じ経験を持つ方や、同じ悩みを持つ方たちからメッセージをいただくようになり、ずいぶんと励まされました。これはもう、私の使命なんだと思います。ラジオで話した勇歩のことを一冊にまとめた本も出版し、さらに活動の場が広がりましたね」。
悩める女性のアドバイザー的1冊の誕生
 2003年に出版された著書『“勇歩”と私とラジオな人々』は、この年の長崎のベストセラーランキングにもランクインするほど大反響!ごうさんが経験してきたことや、前向きな姿勢は、現在進行形で悩みを抱える多くの女性の背中を押すことになりました。ごうさんの声に力をもらう人、癒される人…ごうさんが心を「まる裸」にして、電波に乗せた「声」には人を動かすパワーがあるのです。
 「事務所を興したそもそものきっかけは、「衰え」なんですよ(笑)。37歳の時に起業したのですが、その頃「40歳」という壁を前にして本当に怖くてたまらなかった。年を重ねることで、容貌はどうしても衰えてしまうし、体もいつ壊れるか分からない。だとしたら、1人でやり続けるのではなく、若い人たちを育成していくという仕事もあるな、と。外見だけではない内面の充実を図るという考え方「魅力学」との出会いも大きなきっかけでしたね。それに、私自身たくさんの方に助けられ、支えられて生きてきていたので、同じように夢を叶えたい!がんばりたい!輝きたい!という人の応援ができたらいいな、長崎という街に恩返しがしたいな、という思いもありました」。
優しさと包容力。女性らしさを武器に

 「起業して自分自身一番変わった点は、「女性であることを楽しむ」ようになったこと。私、こう見えて実は中身「男」なんです(笑)。よく言われるんですよ、「中身はすごく男前!」って。昔は、男の人が多い職場の中で対等に渡り合わなければ!って、常に構えていたように思います。でも、せっかく女性として生まれてきたからには、女性ならではの柔らかさとか、優しさ、包容力を使って場を和ませるやり方もあるな、って。それに気づいてからの方が、いろんなことがスムーズになりましたね。そうそう、実際40歳になってみると…ぜんぜん怖いことなんてなかった(笑)。40歳を超えるって、いいですよ〜」。

年齢を重ねても尚、新しい魅力を見つけることができる…ごうさんの生き方は、女性のまさにお手本!ごうさんを見ていると、年を重ねることも、人として経験するさまざまなアクシデントも、受け止め方ひとつで、怖いものは何もないと気づかされます。何かが起こっても、それを楽しむ余裕としなやかさがあれば、人生はキラキラと輝くのかもしれません。

 これまでに数多くの出逢いを経験してきたごうまなみさん。ごうさん自身「出逢い」によって、大きく人生を転換してきた人です。ごうさんは人や考え方など心を揺さぶる「何か」に出逢った時、インスピレーションで次の行動を起こすそう。たとえば、街のクリーンアップボランティア「グリーンバード」の活動もそう。東京・原宿から始まった街の清掃活動を知ったごうさんは、すぐさま行動に移しました。「長崎でグリーンバードを立ち上げたい!」というごうさんの想いは、人を動かし、今や年間延1000人が参加する、一大ボランティア活動へと成長を遂げているのです。愛してやまない長崎の街への恩返しとしての活動である一方、ここもまた「出逢い」の場になっているのだと、ごうさんは嬉しそうに語ってくれました。
 「自分たちの街を美しくしたい、という想いはもちろんですが、このボランティアに集まってくる人の多くはいろんな人との出逢いや触れ合いを求めていると思うんです。遠くは北有馬から浜の町の清掃に参加する人もいるくらい。ここで出逢った人同士が、友だちになったり仲間になったり、新しい「何か」を起こすきっかけになってくれたら本当に幸せですよね」。

自分の魅力にフタをしていませんか?

 ごうさんが主宰するブラッシュアップスクールも、人と人が対面して内面を磨きあう「出逢い」の場。

 「人は出逢いによって、変わっていくもの。人との出逢いはもちろん、本や音楽、様々な出逢いの中で刺激を受けて、変化していきますよね。でも年を重ねることや、結婚して生活が変わること、子育てする中で、自分の魅力に蓋をしちゃう人って多いと思うんです。誰にでも、昔思い描いていた夢がきっとあるはず。その夢をもう一度思い出すことで、殻を破ったり新しい扉を開けたり…そんなもがきの中から出てきたものがその人本来の輝きじゃないのかな。きっかけとなるのは“出逢い”。私は“出逢い”を通してそういう気づきをみなさんに提供できたらいいな、と思っています」。

【編集後記】

 同じ女性でも、思わず見とれてしまうほどの華やかな笑顔。明るさや強さ、華麗さにばかりに目は釘付けになるのですが、ごうさんの笑顔の奥には人間としての深みや包容力も感じるのです。たくさんの悩みや涙を経験しながらも、いつも前向きに乗り越えてきたごうさんだからこそ、人に分けてあげられるほどの「輝き」や「優しさ」を手にすることができたのだと思います。出産後の「死にたい」ほどの苦しみから、多くの人や知識との「出逢い」で救われたごうさん。ごうさんが今、様々な「出逢い」をプロデュースしようとしているのは、「出逢い」がもたらす無限大の可能性を信じているから。人と人が繋がり、認め合い、力を合わせることで、どんな状況もきっと動かせるということを、ごうさんは知っているのです。たくさんの出逢いの中から何かが生まれる、動き出す…私たちママモニにとっても、ごうさんとの出逢いはまさに未来に繋がる素敵なステップでした。

ママモニもごうさんのように、長崎の女性たちを力強く結ぶ「出逢い」を提供していきたいと思っています!

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2011年02月03日:ママ記者M
 
長崎県内で活躍中の女性たちや、長崎出身の県外で頑張る女性たちを、ママモニからピックアップして、インタビュー取材を行います。
「自分らしく、人生を楽しんでいるひと」「夢に向かって、頑張っているひと」「大切なことに熱中しているひと」様々なインタビューを通して、ユーザーの皆さんの自分流の楽しみ方や、何かのヒントが見つかるかも?! 刺激的で元気が湧いてくる記事をアップしていく予定です!
もしかすると…つぎは貴方が旬なひと?!